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【働き方の未来2035】未来の働き方はどうなるのか

こんにちは、えもんです。

 

今回は、働き方の未来2035で気になったキーワードを調べてみました。 

 

 

働き方の未来 2035とは

 働き方未来 2035とは2016年に厚生労働省が発表した2035年の日本人の働き方を予想した報告書となります。

今後、AIをはじめとした技術革新が日本人の働き方にどのような影響を与えるかが詳しく書かれており、非常に興味深い内容となっております。

人工知能研究の第一人者である松尾教授がメンバに入っている事もあり、AIがもたらす社会の変化についても詳しく書かれています。

 

www.mhlw.go.jp

 

報告書を読んだ中から私が気になったキーワードをいくつか抜き出してみました。

大人のAIと子供のAI

AIのひとつは、いわゆる「合成知能」、あるいは「大人のAI」と呼ばれているもので、ビッグデータを背景にし、そこに旧来からあるAI技術を用いることで、さまざまな産業的な応用ができるものである。これの代表格は、Googleであり、検索という技術を背景に、インターネット上の広告と結びつけたビジネスを構築し、AI分野の技術でも世界を席巻している。もうひとつは、いわゆる「労働機械」、あるいは「子どもの AI」と呼ばれるものであり、特にディープラーニングによる機械の知覚能力の向上による、特に実世界におけるイノベーションをもたらすものである。

以前から松尾教授は人工知能を「大人のAI」と「子どものAI」に区別して説明しています。

子どもができるような認識や運動、言葉の意味理解などができるAIを「子どものAI」、IoTやビッグデータ処理系にAIを使うことを「大人のAI」と呼んでいます。日本のIT企業が必死になって取り組んでいるのはほとんど「大人のAI」と呼ばれるものです。

「大人のAI」は教師あり学習のようなイメージでしょうか。ビッグデータの専門家がAIに判断基準を与えて、今まで専門家が行っていた事を効率化させようというのが多いです。

一方、「子どものAI」は教師なし学習のイメージになります。子どもが自転車に乗る練習をするように、AI自身が試行錯誤をすることにより自身の性能を向上させていくAIのことを指します。

日本はこの「子どものAI」で勝負していくべきだとも言われていますね。

ヒューマンタッチ

今後、重要になる仕事の 1 つは「ヒューマンタッチ」の仕事である。
人間は人間がサービスしてくれることに対して大きな満足を得る。これは長い進化の過程で社会的な動物として培われてきた本能による部分が大きいので、技術によってそう簡単に変わることではないだろう。産業構造に占めるサービス業の割合はますます増えているが、それらがさらに進むと考えられる。小売における接客に関しては、例えば、低価格での提供を主とする業態においてはロボットや機械が対応し、一方で、付加価値の高い業態においては人間が対応するというような分離が考えられる。

AIの発達によって、 専門性を要求される仕事であっても、パターン化できる仕事の場合は自動化される可能性が高くなります。

人間の能力は今とは別の部分に振り向けていくようになると言われており、その中で重要になる仕事の一つは「ヒューマンタッチ」とのことです。

1000円カットのような低価格帯のサービスはロボットに置き換わっていきますが、お客さんに合わせたカットや楽しい会話など、人間によるサービスに重きを置く仕事は今後も残り続けると言われています。

すごいシンプルですが、技術に関しては標準化されていくでしょうから、ヒューマンタッチに従事する人は人に好まれる人になる必要性がありますね。

人間にしかできない新しいタイプの仕事が出現してくるはずであり、それは主に人間の人間性に基づくような仕事であると考えられる。例えば、コンテンツを作る技術が自動でできたとしてもそれが本当に面白いかどうかを判定するのは人間しかできない。人間の人間性に基づくような価値評価(面白いかどうか、美しいかどうか、おいしいかどうか、善か悪か等)というものは単純な原理に基づいて工学的に再現できる類のものではないので、人間が行う必然性が高く、新しい仕事の形態になるだろう。

美味しいものを美味しいと伝えられる人、面白いものを面白いと伝えられる人が新しい仕事の形になってくると書かれています。最近ではオンラインサロンやyoutuberがこれと似たような構図になっていると思います。

自分が良いと思っているものを伝える発信力、それを証明できる論理性、人が集まってくる人間性を持っている人が成功しています。

仕事のプロジェクト化

2035 年の企業は、極端にいえば、ミッションや目的が明確なプロジェクトの塊となり、多くの人は、プロジェクト期間内はその企業に所属するが、プロジェクトが終了するとともに、別の企業に所属するという形で、人が事業内容の変化に合わせて、柔軟に企業の内外を移動する形になっていく。その結果、企業組織の内と外との垣根は曖昧になり、企業組織が人を抱え込む「正社員」のようなスタイルは変化を迫られる。

企業という垣根を越えて、プロジェクト単位で仕事をするようになります。社会人総フリーランス時代の到来とでも言うべきでしょうか。

ここで重要になってくるのは、今よりも個人の能力に左右される世界がやってくるということです。

優秀な人は自分がやりたい仕事を優先できるようになりますが、能力がない人は嫌な仕事でもやっていかないといけなくなりますね。

企業が身分の保証をしてくれるわけでもないので、悪い待遇の環境が増えていくかもしれません。

2035年に求められる能力

今回、働き方の未来2035報告書より、気になるキーワードをピックアップしただけですが、AIの発展により、現在の仕事に大きな変化が訪れるのは間違いなさそうです。

そのような変化の中で、人間が豊かな仕事をするためにはざっと下記のような能力が必要ということです。

  • 周りの反応を恐れずに発信する発信力
  • 論理的な説明力
  • 人に好かれる人間力
  • 自らの能力を磨き続ける自己研鑽力

 

来るべき未来のために、爪を研ぎ続けましょう。